1
00:00:23,500 --> 00:00:28,000
黒い山羊が呟いた

2
00:00:28,010 --> 00:00:32,950
「白線よりお下がりよ 鈍色電車通り去って」

3
00:00:32,950 --> 00:00:36,100
隣りで猫が問い掛けた

4
00:00:36,110 --> 00:00:40,600
「アナタは何処に向かうんだい ここらも直に死んじまって」

5
00:00:40,610 --> 00:00:44,600
赤の手首携えて

6
00:00:44,610 --> 00:00:49,100
私一人　ふわり根無し草

7
00:00:49,110 --> 00:00:52,800
錆びた水を飲み込んで

8
00:00:52,810 --> 00:00:57,100
次の駅

9
00:00:57,110 --> 00:01:01,100
またどうか　どうか愛を

10
00:01:01,110 --> 00:01:05,990
帰りの電車は何処にも無いわ

11
00:01:05,990 --> 00:01:09,300
教えてダァリン　ダァリン　ねえダァリン

12
00:01:09,310 --> 00:01:13,800
声が聞こえたような気がした

13
00:01:30,200 --> 00:01:34,500
枯れた花は呟いた

14
00:01:34,510 --> 00:01:37,000
「感情がない、感情がない

15
00:01:37,010 --> 00:01:39,000
、 心は憂い夕を吐いて」

16
00:01:39,010 --> 00:01:43,000
蝉の鳴いて墜ちる頃

17
00:01:43,010 --> 00:01:44,500
電線が裂いた赤の下

18
00:01:44,510 --> 00:01:47,300
立入禁止　蹴っ飛ばして

19
00:01:47,310 --> 00:01:51,500
猛り影がドロドロと

20
00:01:51,510 --> 00:01:55,000
零れ出す

21
00:01:55,010 --> 00:01:59,500
「見えない」と泣いて泣いて

22
00:01:59,510 --> 00:02:03,500
私の想いを探しているわ

23
00:02:03,510 --> 00:02:07,800
教えてダァリン　ダァリン　ねえダァリン

24
00:02:07,810 --> 00:02:12,000
鳴らぬ電話の命は何処へ

25
00:02:29,000 --> 00:02:31,980
茹る茹る環状線

26
00:02:31,980 --> 00:02:33,980
ここには無い　ここに終点は無い

27
00:02:33,980 --> 00:02:35,980
左　左　右で鳴る

28
00:02:35,980 --> 00:02:37,980
踏切りの音　カンカラリンドウ

29
00:02:37,980 --> 00:02:41,500
カラスは言う　カラスは言う 「あの頃にはきっと戻れないぜ」

30
00:02:41,510 --> 00:02:49,200
「君はもう大人になってしまった」

31
00:03:06,600 --> 00:03:10,700
またどうか　どうか愛を

32
00:03:10,710 --> 00:03:14,400
終わらない輪廻を　千切っておくれ

33
00:03:14,410 --> 00:03:18,700
さよならダァリン　ダァリン　ねえダァリン

34
00:03:18,710 --> 00:03:23,200
あの日私は大人になった

35
00:03:23,210 --> 00:03:27,200
絶えず想う　二人一人

36
00:03:27,210 --> 00:03:31,400
暮れ落ちた言葉は取り返せずに

37
00:03:31,410 --> 00:03:35,400
さよならダァリン　ダァリン　ねえダァリン

38
00:03:35,410 --> 00:03:39,700
クルクル回る環状線を

39
00:03:39,710 --> 00:03:44,400
「一人を憐れに歩めや少女」

